× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 Bunkamuraミュージアムに「アンカー展」に行ってきました。
アルベール・アンカー(1831-1910)はスイスの画家、時代的には印象派と重なるけど作風は写実主義で故郷の子供や老人を丁寧に温かく描いた人です。 人物だけでなく静物も趣味的に描いていたようでこちらの作品も嘘のない空気感が好きです。 旅行先で描いた素描的な風景水彩などは印象派を感じさせる作風ですが、「人生をやり直せるなら、バルビゾン派に加わりたい」と孫に伝えたというエピソードもあるようで、田舎の素朴な生活を優しく描いた作風にその想いが表れてるように感じました。 あと木炭で描いた素描が沢山あったのだけれど、その表現力にびっくりしました。木炭ってこんなに色や質感を表せるんだなぁ。なんだか久しぶり(10年ぶり?)に木炭デッサンしたい! 左記の作品は「マリー・アンカーの肖像」。温もりと気品がバランスよく漂っていて、今回の展示で一番気に入った作品です。 展示は来週1月20日まで、オススメなので興味のある方は急いで!
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